まず、ワックス(蝋)の塊から、大体の形を 作っていきます。
有機的な形を生かすため、鋳造方法での作成となります。
完成後、蝋を石膏に埋没して型をとる方法です。
蝋は高熱で溶け、石膏にその蝋の形が残ります。古くはメソポタミア文明より伝わる伝統的な方法です。日本では奈良の大仏(大きさの比は全然違いますが…)も同じ方法で作られています。
ケガキ(手前の道具)で、アウトラインをワックス上に描きながら彫っていきます。ワックスには、油性ペンで大体のあたりをつけていくことが多いです。ここから、立体感を出していくのが職人の技となります。