アイコさんの葬儀の終わった翌朝。
シローさんとふたりで庭を歩きました。
たくさん話をして、ゆっくり時間が流れていきました。
シローさんはアイコさんのことが、ずっとずっと大好きだったから、残されたシローさんのことが心配だったのだけれど、
庭のあちこちに咲く「かーさん(アイコさん)が勝手にがちゃがちゃ植えた、しゃーない花」の面倒を見なくちゃいけないな、と言って笑っていました。
昔っから、植えるだけ植えて、草取りするのは、じーちゃんに任せっきりなんだよ。
ほんとに、かーさんは、だめなんだっぺ。
そう、文句いいながら、仲良しなのよね。ずっと。
また遊びに行くから、お庭きれいにしておいてね。シローさん。
アイコさんとシローさん 2009