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小学生男子 その27

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書字障害の工夫として、今、ゆうたろうのランドセルに入っているもの。
自分で選んだケースと‥
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iPadが入っていて…
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計算機 (これも自分で選んでもらいました)
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黒のスタンプ台とオザワユウタロウと漢字でかかれたハンコ。

一応、なんとか自分の名前は漢字で書けるのですが、すごく頭を使うらしいです。
障害を持たない人も、醤油とか薔薇とか憂鬱とか、読めるし、なんとなく覚えているけど書こうとすると、アレ? みたいなこと、ありませんか?どうやら、その感覚でいつも文字が見えるようです。

自分の名前を書かなくてはならないときに、ぽん、と押せばいいんだよ。と提案したら、とても喜んでいました。
実際のところ、どんな風に使っているかわかりませんが、使うようであれば、文字の大きめのもの、中くらいのものも作ってあげようと思っています。

このハンコはゆうたろうが、からす川に引っ越すまで、大好きだった山の子保育園(→☆ )から、転園するときにいただいたものです。(保育園で事務などのために作ったものらしい)
なので、山の子のハンコ、とゆうたろうの心のお守り効果もあったりします。

((ちなみに山の子保育園では、小学生になるまでは文字を教えません。
耳から入ったり、絵をみたり、文字を知る前に体感する事を大事にするということです。
その時は、ゆうたろうに書字障害があるなんて知らなかったけれど、今から考えると幸せなところで預かっていただいていたなぁ…と思います。山の子保育園については、また、いつか。))

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消せるサインペン(フリクションペン)
太く、大きい文字を書く方が楽であるらしいので、鉛筆やボールペンよりサインペンタイプのほうが好き。
フリクションペンは間違っても消せるので、便利。
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って、こんなメモを残すときは、わざわざ消さないけど。
どうしても伝えたいときは、ひらがなは書けるので、ひらがなで。
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iPadは 以前にも紹介したキーボードをセット。
最近は自分で書きたい時にだけ、私と交換日記をしています。
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相変わらずのセンスです。

漢字はかなり読むようになりました。おそらく平均的な4年生レベルと同じくらい。なので、変換で選ぶ事は簡単。私も交換日記は、普通に漢字を使って書いています。

それは、漫画ワンピースのおかげ。(集英社ジャンプの漫画には、すべてルビが振ってあるので、それをもとに、いつのまにか学習したらしいです。ありがとう集英社!)

ゆうたろうは、字を書くことが苦手という事以外は、普通です。(ちょっと手先が不器用かも)
誰も、ゆうたろうと話をしていて彼が障害を持っているなんて思わない…。
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はんちゃんにもらったミニギター。(ありがとう!)
適当にジャカジャカー♪とひいて音色を楽しんでます。
ピアノやリコーダーより自由な感じがするそうですよ。
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by sayaka_ozawa | 2013-10-26 20:10 | 覚え書き | Comments(0)

明日の学校が楽しみなんだ。

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朝採った野菜であさごはん。

干しブルーベリー入りのパンケーキ
茄子とトマトのグリル
人参の葉とレタスサラダ
スクランブルエッグ
人参のミルクスープ

***

昨日の夜のこと。
パジャマに着替えて、自分の部屋へ向かう階段の途中。
「明日の学校、超楽しみなんだ!!」
びっくりしちゃうくらい、晴れやかにピカーっとした顔でそう言いながら私に手を振り、2階へ上がって行きました。

久しぶりに、行くのが楽しみ!と言ったゆうたろう。
子供たちが眠りについたあと
「いつ以来だろうね、保育園のときのゆうたろうみたいだったね」
とシンタロウさんと話をしました。

朝も、モリモリ朝ごはんを食べて、「行ってきまーす!」って。
当たり前の事だけど、我が家にとっては久しぶりの当たり前。

どうして楽しいか、、というと、今は心の安定を優先に、と学習は一旦すっぱりやめて、とことん好きな事をさせてもらえることになったから、だと思います。
(iPadで、教室で作った木のパズルやダンボールで作った基地の写真や動画をみせてくれます)

それから、なにより嬉しいのが、特別学級の子供たちに友情が芽生え始めたという事。
最初はお互いぎくしゃくしていたのが、いつのまにか友達(仲間)になってきた。
とゆうたろうは言います。

もちろん、これからも、生きて行く中で、彼は落ち込んだり、傷ついたり、色々なことがあると思います。5年生のクラス替えで、どうなっていくのか。今後の進路についても考え、悩む事も出てくるでしょう。
でも、ピカピカ嬉しそうな顔で出掛けて行くゆうたろうを見送り、私にとっても幸せな一日のはじまりとなったのでした。
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by sayaka_ozawa | 2013-10-24 10:19 | 朝ごはん | Comments(0)

運動会とからす川渓谷

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土曜日は運動会でした。

ゆうたろうは書字障害がきっかけで、いじめられて、通常学級に通えません、
特別学級に週3日、中間教室(登校拒否の子供たちが通う場所)に週2回、が彼の今の生活パターンです。結局、書字障害の特別な授業もしてもらうこともできず…。(やはり先生が熱心でないと無理なようです。残念ながら。)

字が上手に書けない事を理由に、バカと言われ、石を投げられたり、おなかを殴られたり、突き飛ばれたり、ひどいことを書かれた手紙が家に届けられたり。

担任の先生の指導が入ったあとは、直接ゆうたろうに何かを言ったり暴力をふるったりのいじめはないけれど、ただ無視されるから、それもやっぱり悲しいとのこと。

運動会では、顔を見るのも怖い、そのいじめていたクラスの子供たちと一緒になります。


やっぱり(?)運動会の前日にお腹が痛くなりました。
ストレスがかかると、お腹が痛くなってしまう。それは嘘ではなく、体全体が拒否反応を起しているのかもしれません。
運動会が近づくにつれて、寝れなり、ちゃんと朝ごはんを食べれない日も出てきたゆうたろう。
前日の夜、お腹が痛いと言って泣きながらベッドに小さくなってうずくまる彼に、運動会は行かなくてもいいじゃん、他に何か楽しいことをしようよ。というと、小さくうなずきながら、すうっと眠りにつきました。

そして、すみれ。賢く優しい彼女。本とお絵描きが大好きで、勉強もよくできます。
ですが、すみれも、何度か学校で痛い思いをして帰ってきています。
おともだちに、蹴られて、、とアザをつくってきたのも先日の事です。アザができるほどに蹴られたのは、これが2回目。

ほかにも、複数の子供たちに囲まれて叩かれたり、つねられたり。
友達が怒られるのがかわいそうだから、めったに自分からは言わず、私が跡を見つけた時や普段と違う感じがした時に、何度も聴くと少しずつ話してはくれますが、誰が蹴ったかは先生には言わないで…。その子が怒られたらかわいそう…。とすみれは言います。痛い事をされた次の日は、学校へ行けない事が多いです。
お友達もいるし、お勉強するのも好きだから、学校へは行きたいの、と連続して休む事はないけれど。

でも、私はもう黙ってはいられません。
今まで、ゆうたろうについても、すみれについても、教育のプロである学校の先生方にお任せすれば、なんかとかしてくれるだろうと、ずっと担任の先生とは連絡をとっていました。でも、これ以上子供たちが傷ついていくなんて、許せない。
さすがの私も、度重なる出来事に腹が立って、校長室へ直接訪問し、校長先生に話をしてきました。
穏やかに、でも的確に。今、子供たちが置かれている状況は、学校全体の問題として考えるべき問題ではないか、と。


運動会の朝。すみれもゆうたろうも、それぞれ、いつもの時間に起きる事が出来ませんでした。
ゆうたろうは、とにかくお腹が死にそうに痛い、すみれは、運動会は楽しみだけれど熱っぽくてだるいの。との理由で。


正直、何が正解なのか、わかりません。
でも、私とシンタロウさんは、じゃ、運動会は休んで楽しいことをしに行こう。と提案しました。

すると、治るんですね。すぐに。
決して、彼らの体調不良は嘘ではないと思います。
そう声を掛けるまで、すみれは本当に熱が出ていたし、ゆうたろうはトイレにこもっていました、小さな体が拒絶反応をしているのかもしれません。
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運動会用に用意した弁当を持って、我が家の近くにからす川渓谷までピクニックに行くことに。(シンタロウさんも運動会だからと半日のお休みをもらっていたので。)


外で食べるお弁当はおいしい。
お湯を沸かして、大人はコーヒー、子供たちは、ココア。
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2杯目のココアを持って川べりへ行くふたり。何をしているのかな、と、川べりに行って見ると、川でココアを冷やしてアイスココアを作っていました。
なるほどね。ナイスアイデア。笑
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私は、とっても疲れていて、殆んどの時間、木陰に敷いたマットにごろんと横になって、シンタロウさんが入れてくれたコーヒーを飲みながら河原で遊ぶ子供たちとシンタロウさんを眺めていました。
河原のせせらぎの音、子供たちの楽しそうな声。しあわせ。

仕事、子育て、その他もろもろ。悩む事も多いけれど、彼らの笑い声に救われます。
学校で学ぶべきことはたくさんあるけれど、まずは子供たちが楽しく生きられることが一番大事なのではないかな。
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冒頭の写真。
くろべえのお墓にお花をあげるの、きっと喜ぶよ、と帰りがけにすみれの摘んだ花。
その優しい気持ちがあれば、それだけでスバラシイとお母さんは思うのです。
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by sayaka_ozawa | 2013-09-23 20:30 | 家族のこと | Comments(9)

フレンチトーストと手紙と中間教室

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時々、朝ごはんに、ゆうたろうがフレンチトーストを作ってくれます。
すみれも参加して一緒に盛りつけたり、賑やかで楽しい朝。
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卵を割って、牛乳と混ぜて、パンをひたして、フライパンで家族みんなの分をじゅうじゅう。
一人で手際よく作ります。
もちろん、とっても美味しい!

***
最近のゆうたろう。

書字障害の診断を受けた後、2ヶ月に一度信大で診察を受けつつ、2週間に一度、臨床心理士さんのところに通っています。
書字障害そのものに対するアプローチというよりは、2次障害(書字障害が原因によるストレスを抱えた状態)のケアのために通っている状況。

新学期からiPadを練習し始めて、ゆっくりながら両手でキーボードを打つようになってきたけれど、学校生活はやっぱりつらくて、学校に行きたくないと訴える日が多くなってきました。

家では元気に遊んでいますが、学校の話になると顔が暗くなり、さめざめ泣く事もあります。

3年の間に、色々あって大嫌いになってしまった学校。
直接いじめられることはなくなっても、もとの心の平和を取り戻すのに同じ3年の月日がかかるかもしれません。

ゆっくり、あせらず。
正直、私も不安に思うときもあるけれど、それ以上に不安なのはゆうたろう本人のはず。

長野県には中間教室という、学校へ行きづらい子供を受け入れる施設が各市町村にあります。
しばらく、そこでゆっくりするのもありかな、、と、木曜日にゆうたろうと見学に行く予定。
いろんな人の、いろんな知恵をかりながら、今のゆうたろうにとって生きやすい道を探していこうと思っています。

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おとうさんへ
いつもいそがしいのに、いろんなところにつれていってくれてありがとう。
やさしくしてくれてありがとう。

ゆうたろうが父の日に書いた手紙。
漢字が書けなくったって、ひらがなを思い出すのに時間がかかったって、ちょっとくらい間違っていたって。
ちゃんと気持ちは届きます。
それで、いいんじゃないかな。
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by sayaka_ozawa | 2013-07-02 08:53 | 家族のこと | Comments(4)

水曜日と集英社と発達障害

水曜日は、集英社へ。
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発達障害についての企画への参加してきました。

ゆうたろうは、発達障害のなかの学習障害のなかの書字障害、にカテゴライズされます。

発達障害には、色々なタイプがあって、その特性は様々なのです。
いくつか重複していることもあります。(病院では、ゆうたろうのように書字だけというのは少し珍しいとも言われました)

ゆうたろうのことは誰よりわかるけれど、私は発達障害というものの存在を知ってまだ数年。私なんかが語ってもいいのかな、と思いつつ、、、もっと世の中の人に発達障害について知ってもらえたら、ゆうたろうは社会の中で生きやすくなるんじゃないかな、という漠然とした期待と、同じような境遇にいつつ、どうしたらいいか悩む人が何かアクションを起こすきっかけになればいいかなー。と手を挙げました。

詳しい内容は、7月発売のLEEを読んでいだだくとして‥


話をしながら気づいたのは、
その時どう思いましたか?
という質問に、うまく答えられない自分がいたということ。

私、どう思ったんだっけ?

グレーゾーンかも、と指摘された時。
病院で診断された時。
特別学級へ行く提案があった時。


そうですか‥。と、受け応えたのは確かですが、その時の感情が思い出せませんでした。

子供たちとの毎日に、波風がないわけではありません。
たくさん笑うけど、たくさん泣きもします。
ゆうたろうやすみれが悲しい時は、私も悲しいし、彼らが怒ったり泣いたりするときは、私も怒ったり泣いたりします。

どうしたら、ゆうたろうが人生を楽しめるか。
そのために手助けできることを考え、時に悩むこともあります。いい考えが浮かばず苦しいときもある。

でも、障害があるってこと自体は、悲しんだりショックだったりすることではない気がして。


例えば、ある日突然、字が書けなくなってしまう病気であれば、びっくりして、しばらく落ち込むこともあったのかもしれません。

でも、私たち家族にとって、ゆうたろうの障害は、ある日突然ではなく、ゆっくり馴染んできた自然なことでした。

ゆうたろうは、ちょっと人と違った感性とひらめきと想像力を持っていて、それはおそらく字や記号にとらわれないからこそできるのだと、いつからともなく意識の中に流れていて。

それが障害とか、どんな名称であれ、ゆうたろうは「そういう人」なのだと思ってきたから、改めて、どう思う?どう思った?という問いに答えづらかったのかも。

‥‥と、帰りの特急あずさの車内で、ぼんやり考えたのでした。


ともあれ、今回はゆうたろうのことについて改めて考えるいい機会にもなりました。

自覚していなかった自分の気持ちや考えに気づき、少し整理された気がしています。
そして一緒に話をしたみなさんから学ぶことも、たくさんありました。
(ご一緒したみなさんについては、LEEの発売を待ってから改めて書きたいと思います)

今、このタイミングでLEEが発達障害を取り上げてくれること、そして声をかけて頂いたこと。
つながる縁とめぐりあわせに驚き、ありがたいなーと思ったのでした。
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by sayaka_ozawa | 2013-05-09 13:01 | 覚え書き | Comments(4)

朝ごはんとiPadと新学期

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ゆうたろうの新学期が始まって3日目。
学校では、まだ嫌な事もあるけれど、今のところ休みたいとは言わずに朝も早めに家を出て行きます。
今朝も朝ごはんを食べた後、iPadを持って、いそいそと学校へ行きました。

ゆうたろうの学校では、iPadの使用は初めての試み。
まだ通常教室での使用は認めてもらえないのですが、特別学級で使えることになりました。
とりあえず、iPadを使いこなし、書く速度でタイピングができるようになることを当面の目標に。

もう学校には筆箱もノートも持って行きません。
でも、それが、書くのが苦手なゆうたろうにとっては、とても嬉しいらしい。

ゆうたろうのiPad用にロジクールのキーボードを買いました。
これね、すごい便利なの。iPadがノートパソコンみたいに使える。

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ゆうたろうには、どうやらローマ字よりもかな入力のほうが向いているらしいのです。
(助言を下さった東北大学の先生!ありがとうございました!!)

、、、というわけで、ひらがなを書いて、、、かなシールをぺたぺた。
ちなみにロジクールのはUSキーボードですが、かな入力もできます♪
これで見やすくなりました。
記号とかは、またあとのはなし。今はとにかく、かなの配置を覚えてみよう、、、と。

もう、学校での漢字の書きとりは一切なし。
読む事は大事なので、読み方と意味だけを勉強していきます。

担任の先生も、私も、ゆうたろうも、初めての試みだらけで手探りしながらのスタートですが、ゆうたろうが少しでも楽しく学べるようになればいいな。


iPadの入力が、とても楽になるのでメールなどがとても書きやすい。さらに、スタンドとして、いい角度に固定されるので見やすいのもいい。
重ねあわせると、ぱちんと蓋にもなるの!!
私の分が欲しくなってます。
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by sayaka_ozawa | 2013-04-08 13:54 | 朝ごはん | Comments(4)

ふくきたる、になるように。

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すみれさんの作文。
とても、すみれさんらしい文章だなーって思いました。

音楽会の日のこと
音楽会と鈴の音

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その後、たくさんの検査をうけて、ゆうたろうは信大病院で「書字障害」という診断を受けました。
書く事は、練習しても普通の人のように、できるようにはならないでしょう。
読む事は、できるはず。
ただ、今はあまりのストレスで、読めなくなっているのかもしれない、、とのことでした。



学校でいじめられたり、書けない事で自信を失い、学校は彼にとってつらい場所でしかなくなってしまいました。
あまりに追いつめられて、ゆうたろうが壊れてしまいそうだから、今日も学校を休んでいます。

最近はあまりにひどくて。
死ね、って誰かわからないように後ろから呟いて逃げるとか、家に悪口書いた手紙が届く事件があったりとかね、もう、本当に腹立たしい。
なんで、そんなことするんだろ。ケンカするなら、堂々とケンカしてほしいよ。

ただ、そんな中、少しだけ道が開けてきたかも?と思う出会いや出来事もありました。
学校とも引き続き、話合いを続けています。


「笑う門には福きたる、っていうじゃん?
オレ、学校では、いつも笑うことにしてんのにさ、鬼しか来ないよ、、。」

…ちゃんといつかは福がくるはず。
それまで、おかあさんや家族がゆうたろうを守るのです。きっと、大丈夫。

***
ありがとうフォルカー先生 元100人隊のシノビーさんに教えてもらった絵本。
読みながら号泣してしまった、、。
ぜひ、一度読んでみてください。
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by sayaka_ozawa | 2013-03-08 12:13 | 家族のこと | Comments(13)

ジャックホーナー博士と恐竜と学校

ディスレクシアについて調べるうちに、ジュラシックパークに出てくる恐竜博士のモデルとなったジャックホーナー博士も、ディスレクシアだということを知りました。

小学3年生程度の読み書きができないながら、古生物学者としてとても有名なひと。
恐竜が集団で子育てをして生活していたことを発掘で証明したことでも有名です。
今、彼が研究していることは、下記にリンクしているTEDで、とてもチャーミングな話し方で解説してくれています。
TED

((TEDの日本語訳(吹き替え)があれば、もう少しゆうたろうにも伝わりやすいのにな、、。))
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そのホーナー博士の書いた「恐竜再生」という本を、恐竜博物館に行く前に読んだのですが、こういう本も、どうやら喋る内容を書き取って文章にする人が手伝うようですね。
なるほど、そうやって協力してくれる人がいれば読み書きができなくても大丈夫だもんね。

ちなみに本の内容は、上記のTEDでのレクチャーとほぼ似たような感じ。(もちろん本では掘り下げて詳しく書いてありますが)
読んだ後、ざっくり内容をゆうたろうに説明したところ、とても興味を持ったようです。



昔から、ゆうたろうは宇宙とか恐竜とかが大好き。(ザ、男子、だからね!)

でも、成長にともなって、自分のディスレクシアの傾向を自覚するにつれて、オレ、字が書けないし、本を読むのも大変だから、そういうのに関わる仕事をやってみたくても、できないんじゃないかな、、、と、弱気になる事も多くなってきました。将来の自分が、とても不安なんだって。

なので、こうしてディスレクシアでも熱意をもって好きなことを仕事にしている人がいるのは、ゆうたろうにとって大きな励みになると思うのです。

ジャックホーナー博士も、学生時代は、それはそれは大変でつらい毎日を送っていたみたい。
(ほとんどのディスレクシアの人が学生時代は苦痛でしかなかったと回顧しています。、、、だよねー、どんなに頭の中で考えても、書いて伝えられないだけで、バカで何もできないって周りに思われちゃうんだもん。)

恐竜博物館では、実際にみたり、聞いたり、触ってみたり。
親切な学芸員さんのおかげもあって、学校の授業とは違う学び方ができました。
冬の平日の昼間。
我が家のほかに子供は殆んどいなくて、とても空いていたしね。

学校を休んで、旅行に。
賛否両論あると思います。何が正しいかなんて、わかりません。
ただ、今のゆうたろうには、この旅行が必要だと親として判断しました。
そして、その判断を理解してくださり快く認めてくださった子供たちの先生方にも感謝です♪

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おかあさんにお土産、その1。
学校で、ゆうたろうが焼いてきたクッキー。
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おかあさんにお土産、その2
節分の日に、「数えておいたから食べなよ」とくれた豆。
(仕事で遅かったので、隣の祖父母宅で豆まきをしてきたみたい)

どちらも美味しかった☆
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by sayaka_ozawa | 2013-02-11 14:18 | 家族のこと | Comments(2)

音楽会と鈴の音(小学生男子 番外編)

今日は音楽会でした。

ゆうたろうは、とても賢くて利発な子です。
記憶力もいいし、理解力もあるし、話していて私がびっくりするような斬新な発想をすることもある。

けれど、彼は、頭で考えたことをアウトプットするのが、苦手みたい。読むことはできるけど、書くことが苦手。今、具体的に、何が苦手なのか専門的な検査を受けています。

彼が、いわゆるグレーゾーン(学習障害の疑い)ではないかと、担任の先生から話があったのは、ちょうど1年前。家族で話し合いながら、上手にゆうたろうの得意なことを伸ばす方法を考えてきました。
そのあたりの詳しいお話は、またいつか。

とにかく、頭でわかっていても、手が動かない。
最初はね、できないことがあっても、誰でも努力して練習すればできるようになると、私も、ゆうたろうも信じていたのです。

でも、どんなに努力しても、できない。
さぼってるわけでも、怠けてるわけでもなくて、どうしても、できない。

知能は普通だし、感受性も強いから、出来ない自分が、どんどん嫌いになってイライラする。
苦手が苦痛になっていきます。

シンタロウさんも私も隣家の祖父母も、そして妹のすみれも、学校から話がある前から、ずっとずっと変わらず、ゆうたろうの個性を愛し尊重してきたけれど、
学校の友達のなかには、ゆうたろうが少し違うことを理解できない子だっています。

ゆうたろうの個性を馬鹿にする子もいれば、黙ってそばにいてくれる子もいます。
いろんな子がいていいと思うのです。

ただ、、、ゆうたろうは、学校ではいつも笑っているけれど、傷ついて、家では時々涙を流しています。
時々、学校を休んで家にいるのは、その気持ちをリセットするため。(そういう時は、家族の誰かが、ゆうたろうと一緒にいれるように、それぞれの仕事を調整します。)



音楽会の練習。
合奏するリコーダーが、どうしても、みんなと合わせて吹けるようになりませんでした。

頑張って練習しても、うまくならない。思うように指が動かなくて焦ってしまう。
朝練習してもだめ。
だから、おかあさんは工夫してみました。
楽譜から、音を抜いて、♪ではなく、単純な図にして、拍を数字で書いて。

私の休みの日には、学校を休んで、一緒に練習もしました。
何度も何度も繰り返して、半日、休憩しながらも、ずっと。
そして、伴奏に私が弾くピアノを、ゆっくりから、すこしずつ、すこしずつ、みんなと同じテンポにしていきました。
やっと、なんとかできるようになったかな。

でも、やっぱり、次の日になると、なぜかできなくなってしまって。
もちろん友達と合わせることもできない。
練習しても、練習しても。
ゆうたろうは、こんなに頑張ってるのに。

昨日、出張帰りの電車のなかで、担任の先生から電話がありました。
「急ではあるのですが、ゆうたろうさんにはリコーダーではなくて、鈴をやってもらうことになりました。」

担任の先生も、ゆうたろうがリコーダー吹けるように、吹いて自信を持ってもらえるようにと指導してくれてきたのを知っています。配慮していただいたお礼を言いました。
そして、急いで家に帰り、ゆうたろうを迎えにいきました。
明らかに機嫌の悪いゆうたろう。

「鈴やることになったの?」

「鈴だって上手にできないんだよ。それで、みんなに迷惑がかかるんだ。だから、オレ、音楽会行きたくない。」

話すうちに、涙を流しはじめた、ゆうたろうを膝にのせて、たくさん話をしました。

で、私は言いました。

おかあさんは、ゆうたろうが頑張っているのをよく知っています。
学校がイヤなのに、うんと頑張って行っているのも知ってます。
おかあさんにとっては、ゆうたろうが、リコーダーとか、鈴とか、できるとかできないとかは、関係ないんです。
舞台に頑張って、立ってるのを見たいのです。そこにいるだけで、頑張ってるんだなーと思うから、
だから、とにかく、明日はみんなと一緒に立ってきてください。

みたいなこと。
(あまりに心が壊れてしまいそうなら、学校へ毎日行かなくたって構わないけど、全く行かなくなってはいけないと思うのです。どんなに辛くても、やっぱり人と関わりを絶ってしまってはいけないと思うから。‥‥というのが、今のわたしのスタンス)


そして、今朝。
ゆうたろうは、朝ご飯を食べて、いつも通りに学校へ行きました。

合奏の時間が始まりました。
申し訳なさそうに、肩を落としながら、鈴を持って舞台に立つゆうたろう。
隣には、ゆうたろうより、少しだけ身長の高い友達の男の子が、大太鼓を演奏するため、太鼓のバチを持って立っていました。

先生が指揮をはじめる寸前、太鼓の男の子がゆうたろうに、何やら声をかけました。
そして、鈴をふりはじめる、ゆうたろう。
演奏の途中も、太鼓をたたきながら、時々、太鼓の男の子がゆうたろうに合図をします。
合図にあわせて、鈴を止めたり、再び鳴らしたり。

優しい友達の助けを借りて、ゆうたろうは、最後まで鈴を鳴らすことができました。
鈴の音が、体育館に響くのが嬉しくて、うっかり泣きそうになっちゃった。

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***

この話をすると、ありがたいことにファンの多い小学生男子シリーズの、あっけらかんとした楽しさが減ってしまうかなとも思ったけど。
そろそろ少しずつからす川通信でも、そんな話を書いていく頃かなーと思ったのでした。

でも、自由で面白くてネタ満載の楽しい男子ってのは、今までもこれからも、ずっと変わりません。
それが、うちの自慢の息子、ゆうたろう。
これからも我が家の小学生男子をよろしくお願いします♪
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by sayaka_ozawa | 2012-10-26 21:05 | 家族のこと | Comments(8)