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小学生男子 その32

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「安心してください、はいていません。」



参考:とにかく明るい安村→https://www.youtube.com/watch?v=a4usNk8pq3Y


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by sayaka_ozawa | 2015-08-17 09:24 | 家族のこと | Comments(4)

ターミネーターとディスレクシアと彼の夢、私の夢

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夏休み。

ゆうたろうと2人で映画を観に行ってきました。
ターミネータージェニシス(公式サイト→http://www.terminator-movie.jp)を映画館で字幕で観てみたいと、ゆうたろうが言い始めたから。なんでも吹き替えだと声と演技に違和感があるのだとか。というわけで、初めての字幕映画デビュー。

今までのブログを読んで下さった方はご存知だと思いますが、我が家の小6男子ゆうたろうは、5年生の途中まで字の読めない人でした。自分の名前以外は、ひらがなをなんとか拾い読みするのがやっと。カタカナと漢字は全く読めず、当然ながら国語の教科書は読めないので、次第に教科書を開くことがなくなり、ついには授業を受けることもできなくなりました。

ターミネーターはSF映画。難しい用語も多い上、字幕には基本的に漢字にルビもないし、字が流れていくのも速いのです。

大丈夫なのかな、途中でストーリーがわからくなってしまうのではないかな、という私の心配をさらりと裏切り、ゆうたろうは内容をしっかり理解し、上映後には満面の笑顔で面白かったと喜んでいました。映画好きの彼はDVDでターミネーター1から前作まで吹き替え版と字幕版を交互に繰り返し見ていたのです。(ターミネーター2しか見たことなかった私よりずっと楽しんだみたい!)


この一年で、かなり読めるようになってきたと感じてはいましたが、映画の字幕が読めるようにまでなっていたなんて。
そういえば、今では字幕だけでなく、興味のある本を普通に読んでいます。漢字の読みに関しては平均の六年生より優れているまでになったと、先生もその成長に驚いているくらい。


ブログの更新がゆっくりになったこの一年ほど、いろいろなことがありました。
その間にゆうたろうは、本を読めるようになり、友達ができ、同じ障がいを持つ子とメールでやりとりするようになり、いじめられていたという理由で避けていた同学年の子供たちとも接することができるようになり、今年の音楽会には堂々と参加し、そして将来の夢を持ち始めるまでになりました。(音楽会と鈴の音→http://kawasugawa.exblog.jp/16672956

そんな彼の将来の夢。

それは大好きな映画に関わる仕事に就くこと。
ハリウッド俳優になりたいそうです。
そのために、英語も学び始めました。


…数年前、同級生からいじめられ、学校に行けず家に閉じこもり、おれはもう死んでしまいたいと泣く日々を繰り返していた、将来の夢も希望もなかったころ。
車の中で何かの話をするうちに、ゆうたろうから、お母さんは小さいころ何になりたかったの?と聞かれました。

記憶を辿り思い出したのは、私が幼稚園の年長のとき。大好きだったチズコ先生に促されて答えた、大きくなったらなりたいもの。

「本を書く人」

私は小さいころからずっと本を読むのが好きで、でも、色々な本を読めば読むほど私には才能がなく到底無理だと次第に諦めていったこと、年を重ねるたびに夢を抱くことさえ恥ずかしくなっていったことを苦々しく思い返しながらも、平然を装って答えました。

「うーん、今の仕事も気に入っているけど、とても小さかったころは本を書く人になってみたかったかな。」

そして、ゆうたろうに言われました。

「ふーん。で、いつ本、書くの?」

「…いつか…たぶん。」

そう言葉を濁して答えて以来、時間が空くたびに考えていたのです。
自分の子どもに将来の夢を尋ねる私自身が、幼いころの夢を諦めているなんて、だめじゃない?と。


ゆうたろうの障害がわかってから、関連する書籍を読み漁りました。でも、正直なところ私の満足できる本はありませんでした。もちろん部分的に参考にさせていただいた本も多くあるけれど、何かが違う。まだまだディスレクシア、カリキュレシアに関する情報は足りないと感じます。私は親として、もっと知りたかったのです。どうしたらいいの?と。

もしかしたら、同じような障がいを持つ子どもたち、そしてその親は、私やゆうたろうと同じように悩み手探りで道を探しているのかも。

そして結論。

私が読みたかった本を、自分で書こう。書きたい。

だから、私、本を書こうと決めました。

そのための準備として、ブログの更新をほぼお休みしている間、ノートにゆうたろうの日々の記録を書いていました。思いつくままの走り書きと箇条書き。まだ全然まとまってはいないし、一冊の本になるのは正直いつになるかはわからないけど。本として出版なんてハードル高過ぎだけど。根性なし自信なしの私が大丈夫なのかわからないけど。
でも、ちゃんと叶えられるように進んでみようと思います。きっと、私にだってできるはずだから。40歳目前だけれど、まだ遅くはない、はず。


すみれさんは、茶臼山動物園の夏休み飼育員1日体験に同じクラスの仲良し女子3人組で参加し、楽しみながら飼育員か動物の研究者になりたいという彼女の夢を再確認したようです。(茶臼山動物園→http://www.chausuyama.com

からす川通信も気まぐれながら、ゆっくり更新していきます。今後ともゆるゆると、おつきあい頂けたら幸いです。
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by sayaka_ozawa | 2015-08-09 21:37 | 家族のこと | Comments(6)