「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:植物と思い出の話( 7 )

5年目のアボカド

a0112420_462814.jpg

2010年に食べたアボカドの種。
すっかり私の身長を越えました。
大学にあった、あのアボカドの木の大きさにはまだまだ遠く及ばないけれど。

大学のアボカドとシンンタロウさんと出会ったときの話→http://kawasugawa.exblog.jp/11196154/
アボカドの鉢を植え替えた話→http://kawasugawa.exblog.jp/17891207/
[PR]
by sayaka_ozawa | 2015-02-11 09:35 | 植物と思い出の話 | Comments(2)

20年前からの伝言

a0112420_1935408.jpg

名古屋へ行ったときに、弟が突然言いました。
「そういえば、A君元気?」
「え?!なんで名前、覚えてるの?」
「そりゃそうだよ、あの電話、オレが受けたんだもん。なんとか病院の先生から突然電話がかかってきてさー、
A君がバイクに乗ってて大きな事故にあいました。助からないかもしれません。本人が、サヤカさんにどうしても会いたいと言っていますって言うからさー、びっくりしたよ。」

え?
えーーーーーーーーー!?
知らない。

「あれ、知らんかった?あれ、ねーちゃんに伝えてなかったけ?オレ。」

つづき
[PR]
by sayaka_ozawa | 2013-10-30 19:42 | 植物と思い出の話 | Comments(0)

キンモクセイ

ゆうたろうが、まだお腹にいた7年前の10月のこと。
朝、早めに起きてシンタロウさんと一緒に、大きなお腹をかかえてお散歩に出かけるのが日課でした。

秋の気配を感じる少しひんやりとした信州の風がきもちよくて、空が高くて、いいお天気が続いていたある日。

散歩をしていると、なんだか懐かしい香りが。
匂いのほうへ目をやると、キンモクセイの木。オレンジ色の花がいっぱいについて、その香りをふりまいていたのでした。

私が通っていた中学校にも、キンモクセイの木が何本かあって、秋になると校庭を歩くたびに甘い香りだったことを思い出しました。
それで懐かしい感じがしたのでしょう。

明日、生まれるかもね。
なんとなく、そんな風に思って隣を歩くシンタロウさんにそう言ったら、
予定日はまだ2週間も先だけど、もしかしたらね、と笑ってて。

次の日の朝。
6時頃に目が覚めて、今日もいい天気なりそうとカーテンをあけたら、突然お腹が痛くなって、おしるしがありました。
そのまま、どんどんお腹が痛くなってきて、シンタロウさんが慌てて病院に電話して、車を出してくれての大騒ぎ。
それでも陣痛の間に、抜けるような青さの空を見上げ、やっぱり今日生まれるんだ、と嬉しく思ったのです。

おひさまが真上にのぼる前の午前11時5分。

ぴかぴかの青空の下、ゆうたろうが生まれてきました。
a0112420_1224688.jpg

(これはゆうたろうが生まれた日の空の写真。私の宝物の写真です。)

新しい家の裏側にも、キンモクセイの木があります。
花がつき、家のまわりに風に乗ったキンモクセイの香りが漂いはじめると、懐かしい校庭の思い出とともに、ゆうたろうの生まれた日の青空と新しい家族を迎えた嬉しさを思い出すのです。
[PR]
by sayaka_ozawa | 2010-10-10 21:15 | 植物と思い出の話 | Comments(8)

アボカド

シンタロウさんと出会ったのはカリフォルニア州立大学の、中庭のような場所に生える大きな木が窓からみえる教室でした。

モデルさんを使った人物彫刻のクラスです。
上級生(=シンタロウさん)と下級生(=私)が混じって週に1日4〜5時間使って製作する、うちの学校ではちょっと珍しいスタイルのクラスでした。
日本人と一緒のクラスになることは珍しかったこともあって、シンタロウさんとはすぐに友達になったのです。

教授は、穏やかなおじいちゃん先生。
授業もアットホームでのんびりした雰囲気。長丁場のモデルさんを休ませる意味合いもあり休憩時間が長いのも、おじいちゃん先生クラスの特徴。

大きな木の下にはベンチがあって、長い休憩時間には、そこでシンタロウさんと一緒に自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら話をしたり、煙草を吸ったり。(その頃はふたりとも喫煙者だったのでした)

その大きな木がアボカドだと教えてくれたのは、おじいちゃん先生。
おじいちゃん先生が若かりし頃、結婚の記念に植えたアボカドなのだとか。

私たちと同じく、その教室で出会ったという年下の奥様とのなれそめを、バターミルクを飲みながら、それはそれは嬉しそうに幸せそうに話してくれたのでした。

なんとも愛おしくアボカドの木を眺めていた優しいおじいちゃん先生のことを、10年以上たった今もアボカドを食べるたびに思い出します。

a0112420_1425435.jpg

アボカドを食べたあと、水につけておいたら芽がでてきました。
信州では冬越しが難しいのだけれど、土に植え替えて大事に育ててみようと思います。
[PR]
by sayaka_ozawa | 2010-08-28 22:15 | 植物と思い出の話 | Comments(4)

二輪草

a0112420_21282448.jpg

10年前のこと。
結婚を機に、LAから、からす川へと引っ越してきた私。
後にお店に近い松本に引っ越すまでは、シンタロウさんの実家の脇にある、古い小さなお家に住まわせてもらっていたのでした。

シンタロウさんの家族は、とても優しくしてくれたけれど、知らない土地、お店の立ち上げと、慣れない仕事。
その上、流産も重なって、しばらく落ち込んでいたことがあるのです。

ちょうどそのころ、庭にたくさん咲きはじめたのが、この白い花。
一緒に歩いていたタカコさん(義母)が、花の名前を教えてくれたのでした。
「ひとつの茎から、ふたつずつ仲良く咲くから、二輪草っていうの。夫婦みたいでしょう。」

今年も二輪草が裏庭(=シンタロウさんの実家の庭)にたくさん咲きました。
ふたつずつ、仲良く咲いている花をみると、なんだか嬉しくなります。
楽しいことも悲しいことも、いろんなことがあるけれど、シンタロウさんとふたりならきっと大丈夫。

少しだけお花をいただいて、ダイニングにも飾っています。
可憐でかわいい清楚なお花です。
[PR]
by sayaka_ozawa | 2010-06-03 21:01 | 植物と思い出の話 | Comments(2)

松の木

今日は入学式でした。
ゆうたろうがこれから通う小学校はシンタロウさんの母校でもあります。

建物は5年くらい前に立派な校舎に立て替えられました。(その新しい校舎の屋根は、じいじが作った屋根。ちょっと自慢です。)

仕事に行く前に、一緒に入学式に参加したシンタロウさん。立て替えですっかり変わってしまった学校に驚きながらも、嬉しそうに校歌を25年ぶりに歌っていました。

式が終わったあとは、いろいろな説明や役員決めなどがあるので、私が残り、シンタロウさんは先に帰ることになっていました。

滞りなく全てが終わって、さあ帰ろう、と思ったら、シンタロウさんが待っていました。

あれ、どうして?先に仕事行くんじゃなかったの?

「写真をどうしても撮りたくて。待ってた。」

どういうこと?
式始まる前に十分撮ったよ?

シンタロウさんが、こっち、こっち、と連れて行ってくれたのは、校庭のすみっこにある松の木。

聞けば、立て替えですっかり変わった小学校、一カ所だけ変わっていなかったのが、この松の木。そして、シンタロウさんが入学式の日に、この松の木の下で写真を撮ったそうです。
帰ろうとして、松を見つけ、どうしても写真を残したいと思ったというわけでした。

同じ木の下ででランドセルを背負ったゆうたろう。
もしかしたら、いつか彼もまたこの松の木の下で、自分の息子にカメラを向ける日が来るのかもしれません。
[PR]
by sayaka_ozawa | 2010-04-05 21:13 | 植物と思い出の話 | Comments(4)

野の花

ごはんができるまで、外で遊んできていい?と子供たち。
日も長くなってきたので、ごはんができる6時半までに帰ってきてね、と約束をして送り出したのでした。

ところが、15分ほどで、帰ってきた気配。
どうしたのかな?と玄関へいってみると、ゆうたろうが、うれしそうに立っていて、
手にはいっぱいの野の花。
「はい、プレゼント」
そして、また外へ駆け出していきました。

なんだか、とてもうれしくて、ほんわかした気持ちになりました。

a0112420_22102862.jpg

[PR]
by sayaka_ozawa | 2009-05-15 22:12 | 植物と思い出の話 | Comments(3)