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運動会とからす川渓谷

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土曜日は運動会でした。

ゆうたろうは書字障害がきっかけで、いじめられて、通常学級に通えません、
特別学級に週3日、中間教室(登校拒否の子供たちが通う場所)に週2回、が彼の今の生活パターンです。結局、書字障害の特別な授業もしてもらうこともできず…。(やはり先生が熱心でないと無理なようです。残念ながら。)

字が上手に書けない事を理由に、バカと言われ、石を投げられたり、おなかを殴られたり、突き飛ばれたり、ひどいことを書かれた手紙が家に届けられたり。

担任の先生の指導が入ったあとは、直接ゆうたろうに何かを言ったり暴力をふるったりのいじめはないけれど、ただ無視されるから、それもやっぱり悲しいとのこと。

運動会では、顔を見るのも怖い、そのいじめていたクラスの子供たちと一緒になります。


やっぱり(?)運動会の前日にお腹が痛くなりました。
ストレスがかかると、お腹が痛くなってしまう。それは嘘ではなく、体全体が拒否反応を起しているのかもしれません。
運動会が近づくにつれて、寝れなり、ちゃんと朝ごはんを食べれない日も出てきたゆうたろう。
前日の夜、お腹が痛いと言って泣きながらベッドに小さくなってうずくまる彼に、運動会は行かなくてもいいじゃん、他に何か楽しいことをしようよ。というと、小さくうなずきながら、すうっと眠りにつきました。

そして、すみれ。賢く優しい彼女。本とお絵描きが大好きで、勉強もよくできます。
ですが、すみれも、何度か学校で痛い思いをして帰ってきています。
おともだちに、蹴られて、、とアザをつくってきたのも先日の事です。アザができるほどに蹴られたのは、これが2回目。

ほかにも、複数の子供たちに囲まれて叩かれたり、つねられたり。
友達が怒られるのがかわいそうだから、めったに自分からは言わず、私が跡を見つけた時や普段と違う感じがした時に、何度も聴くと少しずつ話してはくれますが、誰が蹴ったかは先生には言わないで…。その子が怒られたらかわいそう…。とすみれは言います。痛い事をされた次の日は、学校へ行けない事が多いです。
お友達もいるし、お勉強するのも好きだから、学校へは行きたいの、と連続して休む事はないけれど。

でも、私はもう黙ってはいられません。
今まで、ゆうたろうについても、すみれについても、教育のプロである学校の先生方にお任せすれば、なんかとかしてくれるだろうと、ずっと担任の先生とは連絡をとっていました。でも、これ以上子供たちが傷ついていくなんて、許せない。
さすがの私も、度重なる出来事に腹が立って、校長室へ直接訪問し、校長先生に話をしてきました。
穏やかに、でも的確に。今、子供たちが置かれている状況は、学校全体の問題として考えるべき問題ではないか、と。


運動会の朝。すみれもゆうたろうも、それぞれ、いつもの時間に起きる事が出来ませんでした。
ゆうたろうは、とにかくお腹が死にそうに痛い、すみれは、運動会は楽しみだけれど熱っぽくてだるいの。との理由で。


正直、何が正解なのか、わかりません。
でも、私とシンタロウさんは、じゃ、運動会は休んで楽しいことをしに行こう。と提案しました。

すると、治るんですね。すぐに。
決して、彼らの体調不良は嘘ではないと思います。
そう声を掛けるまで、すみれは本当に熱が出ていたし、ゆうたろうはトイレにこもっていました、小さな体が拒絶反応をしているのかもしれません。
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運動会用に用意した弁当を持って、我が家の近くにからす川渓谷までピクニックに行くことに。(シンタロウさんも運動会だからと半日のお休みをもらっていたので。)


外で食べるお弁当はおいしい。
お湯を沸かして、大人はコーヒー、子供たちは、ココア。
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2杯目のココアを持って川べりへ行くふたり。何をしているのかな、と、川べりに行って見ると、川でココアを冷やしてアイスココアを作っていました。
なるほどね。ナイスアイデア。笑
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私は、とっても疲れていて、殆んどの時間、木陰に敷いたマットにごろんと横になって、シンタロウさんが入れてくれたコーヒーを飲みながら河原で遊ぶ子供たちとシンタロウさんを眺めていました。
河原のせせらぎの音、子供たちの楽しそうな声。しあわせ。

仕事、子育て、その他もろもろ。悩む事も多いけれど、彼らの笑い声に救われます。
学校で学ぶべきことはたくさんあるけれど、まずは子供たちが楽しく生きられることが一番大事なのではないかな。
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冒頭の写真。
くろべえのお墓にお花をあげるの、きっと喜ぶよ、と帰りがけにすみれの摘んだ花。
その優しい気持ちがあれば、それだけでスバラシイとお母さんは思うのです。
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by sayaka_ozawa | 2013-09-23 20:30 | 家族のこと | Comments(9)
Commented by てか at 2013-09-25 19:38 x
そのうちクラスメートの誰かが味方になってくれるといいね。多分心の中では助けたいと思っている子も多いと思う。

俺は中学の時に学年中で無視されて、数カ月に渡って毎日ロッカーがボコボコにされていて、ジャージは切り刻まれ、賞を取って張り出された絵はビリビリにされと、なかなかひどいいじめを受けているときに、最終的にクラスメートが俺のために戦ってくれるようになって救われたよ。

いつかゆうたろう君に会ったら、地獄のような日々から這い上がってそれなりに生きている俺の話をしたら少しは助けになるかも。
Commented at 2013-09-26 20:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-10-06 21:23
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Commented at 2013-10-06 21:24
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Commented at 2013-10-07 23:23 x
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Commented by ちゃんぐー at 2013-10-16 19:03 x
こんばんは。以前こちらでコメントを書かせていただいたことがあるちゃんぐーです。(ハイパーレクシアの子を持つ母です♪)

さやかさんのこちらの記事を読み、胸が熱くなり、涙が出ました。
私にはまだ小学生の子供は居ないけど、
普通級に入れるか、支援級に入れるかで日々悩んでおり、
さやかさんのお子様と同じ思いをすることになることを想像しては
どうすればいいのか、悩むだけにとどまっていました。

私は目の前の困難に立ち向かってほしくて、逃げる子になってほしくなくて、
そればかりを考えていたけど、
こんな風に体調を崩したり心が傷つく出来事があったときは、
家族が支えてあげたらいいんですよね。
目の前の課題にどう取り組ませるかを考えるのではなく、
全然別のことをする、その勇気がすばらしいと思いました。

穏やかに的確に。
冷静さを失っている親としては、一番難しいことなのではと思います。
でも伝えるには感情的ではいけないですよね。

とても参考になる記事でした。
これから息子さん、そして娘さんが穏やかな気持ちで日々を過ごしていけますように。
かげながら応援しています。
さやかさんも体を壊さないようにお気をつけくださいね。

Commented by sayaka_ozawa at 2013-10-24 11:06
たくさんのコメント、ありがとうございます。
今日はゆうたろう、日記に書いた通りピカピカ笑顔で学校へ行きました。すみれは家で絵を描いています。(なので本日、自宅にて仕事中)

子育てに正解はないけれど、親が惑う事なく子供を信じていれば道は開けるはず、と思っています。
私だって、時に泣きたくなったり(実際に泣いたり)悩みすぎて胃を悪くしたり、逃げ出したくなったり、弱いところもたっぷりだけど、それも含めて、子育て、そして自分育てだなーと思ったり。

それぞれに、個別にお返事したいのは山々ですが、みなさんまとめて、で失礼しました。その時間のぶん、すみれさんのお絵描き相手をさせてください。
((いつも思うのですが、コメントはとても嬉しく元気をいただけるので、じっくり読ませていただいています。これからも何かあればぜひ♪))
Commented by きくち at 2013-12-14 20:31 x
初めまして。今日、LEEの特集を読んですぐにアクセスしました。

うちの息子も書字障害に悩まされています。
記事を読んで、涙が出ると同時に、温かいご家庭だなと思いました。

うちの場合は高機能自閉症とADHDを持つ書字障害です。
表だって、問題行動もなくわかりずらいケースで、書字の困難さから障害に気付きました。

思うような支援が受けられずに、途方に暮れていたところでした。
アイパッドや印鑑や計算機があると、学習しやすくなりますね。
とっても、とっても参考になりました。
なかなか、許可は得られなそうですが・・・現在不登校になってしまい、
やはり親である私が強く訴えていかなければ、とさやかさんの記事を拝見して思いました。

ご多用中のところ、失礼いたしました。
お返事は無用でございます!(^^)!

今後もまた、訪問させてください★
Commented by sayaka_ozawa at 2014-01-06 19:48
きくちさん>コメントありがとうございます。そしてお返事が大変遅くなりまして申し訳ない、、、、。同じ障害を持つ母として、ぜひ今後ともよろしくお願いします。
学校へ行きたくなければ行かなくてもいいんじゃないか、というのが現在の我が家の方針です。友達と関わるための練習にだけ、行けるときに行ければいいよ。と。
今は、ケンカもするけど特別学級に「仲間」ができた、と楽しく学校へ行っています。(もうだめだ、と帰ってきたり、行きたくないと言う日もあるけれど)
学歴より、経験と知恵を持ったクリエイティブな大人になれば、社会に出ても困らないと思うのです。
人と違うということは、人とは違う角度から発想ができるということです。まだまだ、何が先にあるのかわかりませんが、子供を親が信じていれば、何があっても、きっと大丈夫。
あせらず、ゆっくり。何か道が開けてくるはずです。
お互い、がんばっていきましょうね!


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