水曜日と集英社と発達障害

水曜日は、集英社へ。
a0112420_1334360.jpg


発達障害についての企画への参加してきました。

ゆうたろうは、発達障害のなかの学習障害のなかの書字障害、にカテゴライズされます。

発達障害には、色々なタイプがあって、その特性は様々なのです。
いくつか重複していることもあります。(病院では、ゆうたろうのように書字だけというのは少し珍しいとも言われました)

ゆうたろうのことは誰よりわかるけれど、私は発達障害というものの存在を知ってまだ数年。私なんかが語ってもいいのかな、と思いつつ、、、もっと世の中の人に発達障害について知ってもらえたら、ゆうたろうは社会の中で生きやすくなるんじゃないかな、という漠然とした期待と、同じような境遇にいつつ、どうしたらいいか悩む人が何かアクションを起こすきっかけになればいいかなー。と手を挙げました。

詳しい内容は、7月発売のLEEを読んでいだだくとして‥


話をしながら気づいたのは、
その時どう思いましたか?
という質問に、うまく答えられない自分がいたということ。

私、どう思ったんだっけ?

グレーゾーンかも、と指摘された時。
病院で診断された時。
特別学級へ行く提案があった時。


そうですか‥。と、受け応えたのは確かですが、その時の感情が思い出せませんでした。

子供たちとの毎日に、波風がないわけではありません。
たくさん笑うけど、たくさん泣きもします。
ゆうたろうやすみれが悲しい時は、私も悲しいし、彼らが怒ったり泣いたりするときは、私も怒ったり泣いたりします。

どうしたら、ゆうたろうが人生を楽しめるか。
そのために手助けできることを考え、時に悩むこともあります。いい考えが浮かばず苦しいときもある。

でも、障害があるってこと自体は、悲しんだりショックだったりすることではない気がして。


例えば、ある日突然、字が書けなくなってしまう病気であれば、びっくりして、しばらく落ち込むこともあったのかもしれません。

でも、私たち家族にとって、ゆうたろうの障害は、ある日突然ではなく、ゆっくり馴染んできた自然なことでした。

ゆうたろうは、ちょっと人と違った感性とひらめきと想像力を持っていて、それはおそらく字や記号にとらわれないからこそできるのだと、いつからともなく意識の中に流れていて。

それが障害とか、どんな名称であれ、ゆうたろうは「そういう人」なのだと思ってきたから、改めて、どう思う?どう思った?という問いに答えづらかったのかも。

‥‥と、帰りの特急あずさの車内で、ぼんやり考えたのでした。


ともあれ、今回はゆうたろうのことについて改めて考えるいい機会にもなりました。

自覚していなかった自分の気持ちや考えに気づき、少し整理された気がしています。
そして一緒に話をしたみなさんから学ぶことも、たくさんありました。
(ご一緒したみなさんについては、LEEの発売を待ってから改めて書きたいと思います)

今、このタイミングでLEEが発達障害を取り上げてくれること、そして声をかけて頂いたこと。
つながる縁とめぐりあわせに驚き、ありがたいなーと思ったのでした。
[PR]
by sayaka_ozawa | 2013-05-09 13:01 | 覚え書き | Comments(4)
Commented by てか at 2013-05-09 13:31 x
俺の教えていた子にも学習障害と診断された子がいたんだけど、当時まだ2歳で確かに電車のおもちゃを寝転がって見たりして鉄道オタクだなって感じのことはしていたけど、英語だって覚えていたので学習障害と聞いて驚いたことがあったよ。

ほかにも過去を振り返れば、今なら特別学級に入ってもおかしくなかった子ってたくさんいたような気がするし、そこで線を引くことがプラスなのかマイナスなのかってわからないよね。大きく見たら人間全員いろいろ違うしね。どっちがどうとかじゃなく個性だと思う。

皆、持って生まれた個性という武器やハンデを背負って人生を生きていくんだよね。

一番大切なのは、その子が生きていることを楽しめることだから、そのためにできることをしてあげて欲しいと思います。ゆうたろう君の明日が、そして繋がっていくもっと先の未来が楽しいものであるよう祈っています。
Commented by ちゃんぐー at 2013-05-11 20:53 x
はじめましてのコメントをさせていただきます。
私の息子も発達障害を持っていて、カテゴリ的には軽度自閉症、ハイパーレクシア(過読症)持ちになります。なので息子さんよりは重い症状を持っているかもしれません。

さやかさんのように雑誌に出るような方が発達障害を一生懸命世に理解してもらえるように取り組まれることはすごく私のような立場の人間にはありがたくすばらしい存在でもあります。
私自身もブログを書いていて世間的にもっと発達障害に対する認識が深まれば良いなと感じていますが、どうしても発達障害が多種多様だということもありひとりよがりになりがちに感じています。
お子様と私の息子の年齢は違いますが、これからも参考にさせていただきたいと思います。
ご気分を害したらすみません。私の気持ちとはまた別の気持ちを持たれているかたにめぐりあえて私自身の考え方が広がりました。
これからもときどきおじゃまさせていただいていろいろ参考にさせていただけたらと思っています。
乱筆乱文失礼しました。これからもよろしくお願いします♪
Commented by sayaka_ozawa at 2013-05-12 14:22
てか>そうそう、みんな違ってあたりまえ。で、その違いをお互い理解しながら、それぞれ楽しく生きていければいい。

特別学級は、ひとりひとりのために学習の仕方を考えてくれて、本来教育ってみんな同じように教えるよりも一人一人に合った方法で「考える力」を教えてあげるべきだよねって思うから、特別学級でラッキーって思うところも多いよ。(もちろん書字障害の教え方のノウハウがあるわけでもないから親と先生で試行錯誤、まだまだ難しいけどね)
この数年で、ずいぶん発達障害の教育的配慮も進んできているようで、ゆうたろうがこの時代に生まれた事もラッキーだと思う。

大変なこともあるけど、ゆうたろうは強いヤツだから大丈夫だと信じてるんだ。今を乗り越えたら絶対楽しい大人になる。なにしろ、あたしとシンタロウさんの子だし、ルイのおいっこだからね。笑
Commented by sayaka_ozawa at 2013-05-12 14:23
ちゃんぐーさん>コメントありがとうございます。嬉しいです。

そうですね、一口に発達障害といっても、個性の数だけその種類があるというか、、。
それだけに、一般的にもイメージを持ちにくく認知されていきにくい現状があるのかもしれませんね。
それでも、発達障害という「個性」について、どんな些細なことだとしても知ってもらえるだけで世の中変わっていくような気がするんです。

発達障害については、いろんな考え方があると思います。
そして、考え方に正解なんてないのかなーって。(子育てに正解がないみたいに、ね!)
でも、みんな願ってる事は一緒なのではないでしょうか。
すべての子供(人)が楽しい人生をすごせますように。って。

参考になること、あまりないかもしれないけど、、(汗)
こちらこそ、どうぞこれからもよろしくお願いします☆


<< すみれさんの嘘 5月の庭と朝ごはん >>