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読んだ本

今年に入って読んだ本。
一気に感想覚え書き。

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小川糸 ファミリーツリー
安曇野、松本が舞台。知ってる場所がいっぱい出てくるのが楽しかった。ただ、小川さんに「ミモザはこのあたりは寒すぎて育たないんだよ」と教えてあげたい。

重松清 かあちゃん
これはよかった。いろんな母の形に号泣。子供のこと、母として未熟な自分自身のこと、母のこと、母の母のこと。ちょうどそんなことを考えていた時に読んだので、さらに心に響いたのかも。

萩原浩 愛しの座敷わらし
うーん。私はあまり好きではない。発想は面白いけど、奇想天外だからこそ文章にはリアリティがあってほしかった。

乃南アサ シャボン玉
まみちゃんがくれた本。まあ普通。時間つぶしにはなるかな。

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木内昇 茗荷谷の猫
初めて読む作家さん。なかなか良かった。時代物苦手だけれど、こういうのはいいな。おすすめです。


カポーティー ティファニーで朝食を
昔読んだけれど、村上春樹の訳で読んでみたくて。やっぱり上手だなぁ。訳って大事よね。

絲山秋子 ばかもの
ざーっと読めるけど、それ以上でも以下でもなく。袋小路の男(だったっけ?)のほうが、まだよい。

赤い長靴 江國香織
あんまり入り込めなくて退屈。こういう感じの話が好きな人もいるとは思うけどね。

西加奈子 しずく
昨年読んだ、同作者のタイトル失念、なんとかの魚?よりは、こちらの方が生き生きしていて面白い。

幸田文 木
エッセイ。超渋いので、人には勧めないけど、もろもろ学ぶところ多し。

石井好子 パリの空の下オムレツの匂いは流れる
料理がたのしくなります。装丁もかわいくて、主婦への贈り物にもおすすめ。

すてきなあなたに
くらばあにもらった本。(ありがと!)ああステキ!という暮らしの話がたくさん。ほっこりします。

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沼田まほかる 猫なり
Facebookで友達が読んでいて面白そうだったので。じわじわはまってくる。他のまほかる作品も読んでみたいな。

白磁の人
伝記好き。これは文はイマイチ、でも生き方が面白い。柳光悦はじめ民芸運動に興味があればおすすめ。

嶽本 野ばら 下妻物語
珍しく映画を先に見てから原作を読んだ。スピード感あって独特な感じで楽に読めます。
でも、どうしても読みながら深キョンとアンナちゃんが頭に浮かんじゃってねー。

川上弘美 どこから行っても遠い町
長編。そこそこ面白いけど、ちょっと物足りない感あり。何かが惜しいの。

森見登美彦 走れメロス
面白かった!森見登美彦のちょっとやりすぎ感が、うまいぐあいにはまった感じ。

角田光代 八月の蝉
角田さんは日常を描く中にざらり引っかかる感じが好きなので、これは頑張りすぎてる感が苦手。後半なくてもいい。

中村文則 遮光
青すぎてムリ。昔はこういうの好きな時期もあったのだけどね(遠い目)


吉田修一 悪人(上巻)
ががーっと一気にすぐ読める。冬に読んだのに下巻読まないままでいます。まあ、そんな感じ。

浜田マハ キネマの神様
映画好きなら楽しい。淀川長治好きならなおのこと。映画的な出来すぎた感がよい。

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stieg larsson   the girl with the dragon tattoo
電車で隣になったオーストラリア人に勧められて空港で買った推理小説。面白かったよ。ただ、人物いっぱい出てくる&名前覚えにくい&久々英語、読むの時間かかりました。(旅先だったので、ちょうどよかった)

東野圭吾 夜明けの街で
ミステリーならハズレなしの東野圭吾。きちんと楽しませてくれるので好き。不倫の話なので好き好きあるとは思うけど、これもよくできてます。

小池真理子 会いたかった人
まみちゃんが買ったのをそのまま読んだ。暇つぶしにはなるかな、、程度。自分では絶対買わない。

乃南アサ 犯意
これもまみちゃんが買ったの。暇だったから読んだけど、つまらなすぎ。

村上春樹 村上ラヂオ
どうでもいいことでも読ませる文章にする技術、さすがです。そうだ1Q84読みたいんだった!
by sayaka_ozawa | 2012-05-01 20:23 | 読んだ本


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