最近読んだ本

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前回のおぼえがきにひきつづき、5、6、7月に読んだ本(買ったもののみ)
後ろのほうにあるのは、図書館から借りた本。2週間に一度くらい、子供と一緒にどっさり借ります。
図書館で借りるのは実用書メインです。



「夜は短し歩けよ乙女」
それなりに面白かったけれど、よくも悪くも、ちょっとオタクなかんじなので慣れないとつらいかもしれません。夢見がちで、ちょっと暗め、ひとりでいるのが好きと思い込んでいて、古本が好きな高校生がいたら、すすめます。はまれば熱狂的に好きになりそうです。

「鹿男あおによし」
以前ドラマ化されたもの。ドラマは見なかったのだけれど、タイトルがずっと気になっていました。
いいタイトル。荒唐無稽な話ですが、読みやすくまとまっていて、娯楽小説としてよくできています。奈良に行きたくなる。
夏目漱石「坊ちゃん」へのオマージュがそこかしこに。坊ちゃんを読みそびれたままの方は、まずはそちらを。

「ハイドラ」
金原ひとみサンをうっかり島本理生サン(同じく若手作家さん)と勘違いして買いました。
ああ「蛇にピアス」のひとだった、、、と、本を開いてから気づき。
「トパーズ」とか「ピアッシング」あたりの頃の村上龍みたいですが、なんだか惜しい。痛さが中途半端な感じがします。
(村上龍なら、迷わずコインロッカーベイビーズをおすすめ。あれは面白かった。)

「ロック母」
読み終わるとちょっと暗い気分になるのに、読み進んでしまう角田光代さんワールド。微妙なところの描写とか会話のリアルさとか、ぐいぐい引き込まれていってしまいます。
どの短編にも、女の女的部分が存分に詰まっていました。自分にもある女的部分を見せられるところが、面白いのに暗い気分になる理由かも。

「杢目金の教科書」
図書館で何度かかりて、手元に置きたいと思ったので買いました。美しい写真が多いので、眺めて楽しい。

「英語子育てマニュアル」
友達が書いた本ですが、ひいき目なしに、おすすめ。とても丁寧に英語で子育てをする方法について書いてあります。販売直後はamazonで完売!になったほどの人気だとか(今は通常配送可能)
ちゃんと「使える」英語フレーズなところも、保証します☆
(たまに本屋さんとかで見かけるフレーズ集とか、実際そんな風にしゃべんないよ!っていう文が平気で載ってたりするからね、、、)

「銀の匙」
シルバースプーンの作り方の本を探していて検索に偶然ひっかかった本。
小説です。
学生時代、岩波文庫かなり読んでいた筈なのに読みのがしていたのでした。
中勘助。どうして今まで知らなかったのでしょう!
明治〜大正の古い小説ですが、現代にはない深い味わいの文章です。読んで損はない、おすすめの本です。

「ゴダール・マネ・フーコー」 
小津安二郎やらゴダールやら、高校時代に映画を見に行くたびにパンフレットにあった蓮實重彦さんの名前。読んでみたら、独特の文体で評論を書くひとで、内容に同意できるかはともかく、文体が面白くて好きになったのでした。90年代以前の批評は殆ど読んだんじゃないかなぁ。
図書館で借りてもよかったのだけれど、夜中に久々に蓮見サンの名前を見て、ぽちっと買ってしまったのでした。難解ながら、なかなか興味深かった。でも、決して人にはすすめません。
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by sayaka_ozawa | 2010-07-14 16:43 | 読んだ本 | Comments(3)
Commented by てか at 2010-07-14 22:47 x
本、読んでくれてありがとう!おかげさまで好評です。

万城目学は最近のお気に入りで、 頭の中の変な空想を小説化したような話ばかりだけど面白い。

森見登美彦も似たようなタイプだけど、こっちの方がくちょっとくどいかな。
Commented by sayaka_ozawa at 2010-07-16 22:36
万城目サン、これが初。割と好きだったので、他も読んでみようと思ったよ。どれも面白い?
Commented by てか at 2010-07-16 22:58 x
どれも面白いけど、マドレーヌちゃんだけはテイストが少し違う。エッセイは最初のは面白いけど、最新のは微妙。もし読むなら鴨川ホルモーがいいよ。


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